一生餅(一升もち,誕生餅,もちふみ,背負い餅)とは
一生餅とは、満一歳を祝う伝統行事で、
1歳まで無事に成長したことをお祝いすると同時に
人間の一生と餅の一升とをなぞらえて、
一生(一升)食べるのに困らないように、一生(一升)健康に育つように、
一生(一升)丸く(円満に)などといった願いをこめて
行われる伝統行事です。
日本各地で行われており、各地域によって呼び名が様々です。
また実際行われる際の所作も各地によって異なります。
お餅を風呂敷で包む。
というのは古くからの習わしですが。
最近ではリュックにしたり、後々使える物で代用することもあるようです。
※参考 kyofuroshiki.com風呂敷のオリジナル製作について
物の形や大きさを問わない風呂敷
風呂敷は一枚の布の形で、シンプルな形になっています。
バッグなど物を入れるアイテムは他にもたくさんありますが、
風呂敷ならではのメリットとしては、中に入れる物の形状を問わずに
使えるということが挙げられます。
バッグなどは入れる物の限度が決まっていて、その中に納まる物しか入れられません。
思った以上に幅がある物などは入れにくくなることもあるでしょう。
特殊な形をしているものは入れにくいということが多いものです。
その点、風呂敷は結び方によって自由に変えていくことが出来るので、
どのような形のものでも結び方などによって対応することが出来るのです。
いくつも対応するものを用意しておかなくても良いという点は便利です。
専用の大きさに作られているものは、その用途には使いやすくても
他の用途に使いにくいということが多いものです。
そういったことが無く、いろいろなものを持ち運んでいく際に使うことが出来るという
便利さが、江戸時代から普及していた大きなポイントと言えるかもしれません。
環境問題への対策で使い捨てのレジ袋などが使いにくくなっていく中で、
好きな色や柄のものを選んで持ち歩くことは今後求められていくことになるでしょう。
風呂敷は様々な使い方が出来る
風呂敷は、基本的には一枚の布です。
ものを収納して持ち歩くというイメージが強いですが、それ以外にも
さまざまな使い方が出来るものとなっています。
一時的な目隠しに使ったり、インテリアに彩りを添えることに使ったりということも出来ます。
また、大きなストールのように身に付けて使うことも出来るのです。
用途が限られていないという事もこれまで長く普及してきた大きなポイントと言えるでしょう。
一つあれば袋の代わりにも、インテリアにもファッションにも活かせます。
服などを収納してコンパクトにまとめることも出来るので、収納にも活用することが出来ます。
旅行などには風呂敷を一つ持っていれば、ちょっとしたときの目隠しにも使えますし、
物が増えた時に入れものとしても使えます。
寒い時に羽織るなどストール代わりにも使えるので、荷物を増やしたくない時に
持っていくアイテムとしてオススメです。
使わない時は畳んでしまえばコンパクトになるので、収納や持ち歩くときにも
嵩張ることが無く、負担になりにくいという点がメリットと言えます。
ぜひこうしたコンパクトで便利な風呂敷を、これからの生活の中でどんどん生かしていきましょう。